取得準備段階・ラジコン飛行機編


自家用操縦士の実地受験資格は40飛行時間からです。

(もう知っておられると思いますが・・・。)

私の場合、正確に40時間飛行していても、試験官がライセンスをくれないから、
50時間飛んで、テストを受けよう、と、いうシラバスでした。

落ちたら更に10時間飛んで再試験。ダメなら、更に10時間飛んでテストと言う段取りでした。
普通、自家用パイロットの試験は
約、倍の80時間から100時間のフライト時間を要求されるそうです。

ちなみに、私はフライト・トレイルというスク−ルで。教官は5名の教官。
進度の確認チェックの為に、このスク−ルから別のスク−ルに行き、
そこの教官にも、フライトチェックを受けてという訓練でした。

そこで、ウィ−ク(補強するところ)ポイントをもち帰って補習。
本試験にそなえるものでした。

どの教官からも、大丈夫をもらえたのは、
多分・・・ラジコンヘリコプタ−の飛行時間が凄く多かったためだったと思います。

普通ラジコンヘリコプタ−での訓練紹介です。

フロ−トもしくは、トレ−ニングギアをつけて実機式でコントロ−ルをしてみて下さい。

左=エルロン・エレベ−タ−  右=エンコン・ラダ−  送信機のミキシング機能はすべてオフ (ミキシング機能を使いたい時)

きっと素晴らしく役に立つと思います。実機を飛ばしているのとほとんど同じ感覚です。
フライト訓練で余りにスム−スにこなすものですから、へりでのアクロバットをテスト前に教えてくれたくらいです。

ラジコンに戻って、左のステックは摘むようにして持ちます。
できれれば、送信機トレイに載せて、バンドにて首から掛けるようにします。

機体の後ろに立ち、ラダ−ステックは倒した方に機首が向くようにして下さい。
勘違いで倒した方にテ−ルが動くようにする方がいます。

カエル飛びと、ラジコン雑誌では書いてありますが、どこかに引っかけて壊せという意味ですからしないこと。
実機形式でないコントロ−ルはわずかでも機体が前進していないと安定しないので、
このような危険な初心者訓練法が生まれたのです。


ゆっくりパワ−を上げれば、機体は上にあがります。
トレ−ニングギアなら機体の重みが無くなってきまして、曲がり・しなりがなくなります。
しなくなったところが、ホバリング開始点です。
無理に機体を地面から離さなくてかまいません。むしろ離してはなりません。

パワ−が入ると曲がりが無くなり。パワ−がなくなると機体の重みで曲がります。
これを何十回と繰り返します。

◎ ポイント...1
パワ−コントロ−ルのスム−スさを覚えます。

実機ヘリコプタ−のパワ−コントロ−ルは、もう、手の皮一枚くらいの繊細さです。

( このような訓練をされてなくて、初めて、実機のヘリコプタ−訓練をされた方はここで泣かされます。)
( 微妙なパワ−コントロ−ルできませんので、ホバリングが荒く、着陸が上手くできなのです。)

またパワ−が入るとメインロ−タ−のトルクで機首が回ります。ラダ−コントロ−ルして一方向の保持します。
実機では(足で行う)
この一定の方向を保持は厳しすぎるくらい自分に厳しく訓練して下さい。
貴方の性格のル−ズさがまともに出てきます。

ラジコン飛行機のクセでパワ−を急に抜くと機体が急に落ちて地面で止まりメインロ−タ−が下方にしなりテ−ルに当って
修理にお金と時間がかかりますので、お気をつけ下さい。

機体はしょちゅう向きを変えようとしますが常に一定を維持します。
ラジコンのテ−ル用ジャィロを頼りにして、調整ばかりをして時間を無駄にしないこと。
実機にはありません。

スワシュの動きをラジコン界は両手に分けたことにより操作が手一杯になってラダ−コントロ−ルまで回らないので、
ジャイロに任せるという手段に頼むがラジコンヘリコプタ−の開発経緯です。


実機はすかさず足で方向をコントロ−ルしますが。ここラジコンでは右手のラダ−コントロ−ルで足の代役をさせます。
機体の動きで右手が、無意識に反応するを実機の時は、スム−スに切り替わるようです。

ラダ−をジャイロ任せにされて、訓練されてないときは(うまく動く訓練されてないものは、)出てこないようです。

ラジコンに戻って、機体は前または後ろあるいは横に動こうとしますが止まる位置に左ステックを持ってゆきます。
機体のすべての動き止まる位置がホバリング点です。

大きいステック角度ならトリムをとります。このトリムでは最終的に機体が止まる位置はありませんので、
あまり過度にトリムをとるクセはつけないことです。

あくまでも実機と同じで、どこかに当ててるという感じです。

機体が自分の意志の金縛りの状態に感じられるときに、今までより少しパワ−を入れて下さい。
機体はホバイリングをしていると思います。一秒の何分のいちでよいのです。
浮いたらゆっくり降ろします。

3センチから10センチ浮上で良いのです。
機体を壊さない。ひっくり返さない。地面にメインロ−タ−をあてない事です。
実機であなたがこのような事を起されましたら・・・。
事故を起したパィロットという不名誉を、一生持って歩くことになります。

深呼吸して再度挑戦。
それで一秒が2秒を練習すれば、いいのです。

そして2秒が3秒と時間の積み上げが、できれホバリングは完成します。

後ろから、好きなだけホバリング出来るようになりましたら。
横右向きで覚えます。それが出来たら左横向き。得意な方向から覚えてください。
最後に対面です。対面はすべて逆操作になります。

機体が傾くほうに左ステック、機体の向くほうに右ステック。
機体が出て来たらステックは引く機体が後退したらステックは押す
【機体とすべてステックワ−クは同じ動き】と覚えてやればむつかしくありません。

対面でホバリング出来るようになりましたら。次は地上1メ−トルで全部。
3メ−トルで全部(全方向)そして約上空10メ−トルでと完成させます。

アレ!!地上10センチ位のホバリングより地上1メ−トル以上のホバリングが簡単!!
そうなのです。地面効果により地上10センチ位の方がむつかしいのです。
つまりむつかしいところを先にみっちり訓練するので、より機体を壊さないフライトになるのです。

約上空10メ−トルのホバリングは上空飛行時の機体の見え方の訓練です。

それと、高度をとるとヘリコプタ−は勝手に走り初め加速します。ギャ−(◎o◎)ノ彡☆バンバンッ!(爆)))) 天国と地獄。
(心臓が口から飛び出してしまうくらいの気持ちになりますが)

そうならない為の訓練です。見えないエレベタ−にヘリコプタ−が乗っているようにゆっくり上昇降下の練習をします。
降下は特にゆっくり行って下さい。目安はエンジン排気より早く降りない。

自分でつくった下降気流にヘリコプタ−が入ると機体は下降側に加速されて地面に叩きつけられます。
そのような兆候が現れたなら、ヘリコプタ−を前進させパワ−を入れて回避します。
【左右両ステックをジワリと押す】と覚える

このころはゆっくり機体を360度回せるようになっているはずです。このゆっくり、本当にゆっくりが完成していますと
どのような向きでもコントロ−ル出来る訳ですから。

上空飛行もバックも思いのままになっていると思います。



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