これは・・・鹿児島鹿屋基地から筑波隊早朝出撃前日、昭和20年5月10日夕刻の撮影風景
整備兵が動き回って確実な飛行を約束する。
撮影は手前に模型を置いて翼の下から実物大の零戦の整備風景。
単機でなく複数機体の戦場場面が出てくるからたいしたものだ。
見ているあいだに60数年前の昭和の戦争にタイムスリップしてしまいます。
上の写真の反対側から。
紅一点後ろ姿の女性は主演女優の山口真由美さん(桜井圭子役)。
撮影現場に陣中見舞いで来られていた。東京の舞台で主に活躍中とのこと。
零戦の窓が開いているのがみえますか?。
パイロットが片手を上げているのがわかるでしょうか?。パイロット人形に小型モ−タ−と電池が入っていて
上げられた腕が動き離陸滑走中・さようなら (-.-)/~~ サヨウナラ をできるようにしたが・・・。
実際の撮影にはうごかさなかった。(残念)
爆弾の重さ500キログラム・重さで機体がよたよたするのでパイロットが離陸に専念する。
パイロットが離陸操作時に片手を上げる余裕があるだろうか?・・・。が正当な理由。
松山在住、当時の飛燕戦闘機のパイロット小山進氏のアドバイス。
失速(機体が物のように落ちること)するものなら爆弾は切り離すが決まりだったとのこと。
神風 特別攻撃隊は爆弾を切り離せないようにワイヤ−でくくりつけたのだ。
【太平洋戦争の真実】知ってくださいね。
カメラマンの高岩さんも軽飛行機エアロスバルに乗って曲技の撮影経験。
宙返りの重力加速度(Gがかかるという)でカメラの動きが止まるを経験。空の知識豊富が画面にリアルを呼ぶ。
左から3人めの座ってる方、岡本明久監督。 スト−リ−&エピソ−ド